仕事納め〜

一足先に仕事納めにしますた。

楽しいこともあり、大変なこともあった。でも一番しんどいのは何をやるべきかとか、何を志すべきかとか、仕事で何を実現すべきかみたいなのを見失ってしまったことだ。ミクロなレベルではそれなりに日々楽しいのではあるが、マクロレベルでは・・・。こう思うのも多分、単純に仕事だけの問題ではなくて、企業業績が落ち込んでるのが一因ではあるだろう。

ウェブ時代をゆく」で大組織におけるキャリアの停滞感を迎える最初の年齢が30歳だったが、まさにその立場に立ってしまった。高速道路も多分それなりに乗って走ってきたはず*1だが、大渋滞の手前で突っかかった。しかも、渋滞を突き抜けた先にある立場に、昔は感じていたほどは魅力を感じなくなってしまった気がする。

けものみち」に降りるのも楽しそうではある。今の立ち場から次にやる仕事として、コンサルタントとかが最初に思いつくが、超大手の有名外資コンサルと仕事をしたときに、相手の仕事がちっとも面白そうではなく、インテリジェンスでもなかった。仕事量すげーなー、とか大変なんだろうなーとかは思うのだが、頭が切れそうな感じが全くしない。大学や会社にその程度の頭の人間はうなるほどいたし・・・。その辺を割り切って、ノウハウ入手や人脈作りのためにそういう場に入るのも一手ではあるのだが、目標のための途中経過としてはいいとは思う場所ではあるのだが、その仕事自体が全く好きではないというのはやばそうだ。

んー、なんかこのまま行動を起こさずに、緩やかな死を迎えてしまいそうで怖い。

日本の大企業に勤めた理由は、多少なりとも日本に貢献したかったから、なんだけどな。なんだかんだいって○万人を食わせてる、日本の大企業は凄いと思うし、国公立の教育機関で育成されてきた身としては、日本のために自分の能力を使って研究なりしたいとは思ってる。

そういう志みたいのはまだ少し残ってるけど、なんか最近ちょっとうんざりしている気分でもあるのだ。どうしたらいいだろう。こんな暗くて重いこと年末年始に考えたくないのだが(笑)

*1:実態はどうあれ、多分履歴書に書くようなキャリアを他人の視線で見たら、乗って走った人には見えると思う